このレビューはネタバレを含みます
最初から犯人が分かっているパターンのサスペンスもの。
神父は、殺人の罪を告白してきた者を告発するべきか。それとも、自身の立場が悪くなろうと守秘義務を貫くべきか。
法と宗教、それぞれのルールの間で板挟みになり葛藤するという脚本が面白かった。
殺人犯の妻が死に際に、
"…forgive me"(許してください)
とか細い声で繰り返していたのは、
"…killed him"(夫が彼を殺した)
とも聞こえて、最期に神父の代わりに周りに伝えようとしているようにも見えた。
そしてその時も、神父は秘密を守るため、聞き違えたことにしたのではないか。