池袋・新文芸坐で鑑賞。
溝口健二監督の1933年マツダ映画社の無声映画。
入江たか子が美しい。
岡田時彦(岡田茉莉子の実父)もなかなかのハンサム。
浦辺粂子のクレジットもあったが、若すぎたせい…
高利貸に騙され、刃物を持って乗り込む白糸。崩れた着物の帯や髪から立ち昇る情念を、横滑りのカメラが流麗に捉える。素晴らしいシーンだ。後半、裁判に時間を割いているのもおもしろい。ただ、字幕の多さにややう…
>>続きを読むこの作品、物語自体、興味深かったが、入江たか子さんや岡田時彦さんら当時の役者の表情がいい。
今の俳優では絶対出せない味。
僕は昭和の生まれなので、昔の人の表情はそうそうこんな風だったと時代背景にも…
女水芸人・瀧の白糸と、エリート青年・欣弥の悲恋を描いた作品。
アマプラ版は、松田春翠による活弁入り。まるで落語や講談を聞いているようで面白かった。
公開当時、主演の入江たか子は22歳。貫禄が凄まじい…
<概説>
人気絶頂の旅芸人と官吏を目指す馬丁。二人の恋路には世間の無情が困難として立ちはだかり、遂には世にも哀しき結末へ至る。文豪泉鏡花と名監督溝口健二という豪華コンビによる悲恋物語。
<感想>…
日本人の幸せとは、母国語で溝口健二の映画が見れることだと思ってる。知らんけど。
『瀧の白糸』という伝説の日本映画が、
Amazonプライムで配信されててびっくりした。日本のサイレント映画のなかでも…
アマプラで活弁つきで観たけどラストが欠落してておしい。アーカイブで修復されたラストあり最長版の円盤出ないかな
それでも女性映画の名手溝口健二×悲恋のプロ泉鏡花のまちがいなさ。恋に一途な女が金と強欲な…
マツダ映画社