おたしん

ジャケットのおたしんのレビュー・感想・評価

ジャケット(2005年製作の映画)
3.6
ジャケットがホラーすぎて躊躇してたけどまさかのタイムトラベル系サスペンススリラーだった。
B級そうに見えて結構面白い。

序盤は戦争のPTSDからの殺人容疑かけられてヤバイ治療をする精神病院にぶち込まれるのでだいぶ暗い。
タイトルにもあるジャケットを着せられて引き出しに送り込まれるのは恐怖。
閉所恐怖症になりそうだしホラーな雰囲気はあった。

医者がサイコパスに見えるけど反対する人たちもいたから病院自体がヤバイわけではなさそう。
それでもジャックは疲弊し精神状態がおかしくなっていく。

どういう展開になるのかと思ったら時空飛び越えて違う未来のために行動してくのね。
それも他人を助けるのがメイン。
自分の死の真相を追ってたと思いきや優しさや愛から動いてる感じ。

前半が暗かった分ラストはとても明るく見えたし闇から光に変わった感覚。
狭くて真っ暗な空間にいたとは思えないほどの明るさでギャップに戸惑うほど。

そしてさらに切なさまで残るハッピーエンドと受け取れるような終わり方されちゃって不思議な映画でした。
ジャックは優しくて素敵な男でした。


全然ホラーって感じはないけどエイドリアンブロディの目はトラウマになりそうw
青鬼思い出しちゃうw
てかこんなに芋くさいダニエルクレイグ初めて見たわ。
最初気付かなかった。笑
おたしん

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