わが町の作品情報・感想・評価

「わが町」に投稿された感想・評価

全然観る予定なかったけど、ちょっと時間が空いてたので、昔の関西弁をききに。
ガタロやけつかるなど、町田康でよくみかける言葉をきけておもしろい。そういえば父親もよくここに出てくるような言葉をおもしろがって使っている。
町田康をよく読むからそう思うだけで、野坂昭如があって、さらに織田作之助があって、と先祖がえりが面白くかんじるのかな。
神保町シアター
永久に続く娘を嫁にやりたくない父親の気持ち
秋刀魚の味
Josh2000

Josh2000の感想・評価

3.7
辰巳柳太朗という方は初めて知ったけどいい味出してますね。フィリピンと日本のそんな歴史あったんだーみたいなとこから皆サクサク死んじゃうとことかかなりたのしめました。

このレビューはネタバレを含みます

うーん、この終わり方にはイマイチ納得できないです。己の罪と結局最後まで真に向き合うことなく死んでいくたあやんは、劇中でも言われたようにただ自分が気持ちよくなっていただけじゃないですかね?マニラには行かないという決断をハッキリとして欲しかったです。

もちろん良いところもあって、晩年の老いの弱々しさや、開戦から終戦までをめちゃくちゃ短いスパンで表現していた部分などはグッときました。

己の罪を告発されるシーンを入れたのだから、ラストはもっとそこを生かして欲しかった…。自分が昭和を知らないのも乗れない大きな原因であるとは思いますが。
作品中4分の3ぐらいは、生ぬるい喜劇が続く。俳優たちの演技は「良い芝居」と言い難く「こんなカットでオッケーなんかいな」と、やや呆れていたのだが、残り4分の1で一気にシリアスなヒューマニズムへ持ち込む手腕は、お見事。

脚本的に『無法松の一生』と似通う部分はあるが、今や忘れ去られた『フィリピンにおける日本人の苦行』を後世に伝えるという、大義名分を持つ映画でもあった。
mikky

mikkyの感想・評価

3.8
時代の流れを感じる作品

頑固じじいって言葉だけで片付けられない歴史があって
元々の性格もあると思うけど
生きた時代に左右されるのかな、と
miyagi

miyagiの感想・評価

3.0
昭和のオヤジの話。
不器用な子育て、孫育て、気合いと根性で体を動かして働くことを理念とする頑固オヤジ。
モノクロで登場人物が多い上に、誰がどう成長してるのかが一目でわかりにくい。
関西人の自分が聞いても2割ぐらい何喋ってるかわからへんのが難点。

ターやんは憎めないキャラだけど、作品として面白いかと言われるとちょっと微妙な気がした。

終わり方もちょっと微妙。
ちろる

ちろるの感想・評価

4.0
「平成」も終わろうとしようとしてる今、さらに遠くなった「昭和」を貪ろうと必死な私ですが、特に川島監督の描く昭和の粋さは、まるでタイムスリップして巻き込まれてしまいそうになるから楽しい。
主人公は一本筋の通った逞しい昭和の男ターやん。
フィリピンでの道路工事でとんでもなく大変な思いをしたせいで、他人にも厳しくひ弱そうな男にフィリピンで働いて見やがれと言っちゃう。しかもそれが冗談じゃなくって本気だから怖い。
自分が昔手つけた女に子供できた事も気がつかず、娘の彼氏にフィリピン行き強要して孫をテテナシ子にしてしまい、妻も娘も不幸にしてしまったターやんにとって、唯一残された孫娘きみちゃんだけはなんとか大切にそだてようとする。
しかしその粗暴な男の不器用な子育ては今の感覚でみりゃちょっと引くほど荒いけど、隣のおじちゃん家から抜け出してターやんじーちゃんのふとんにもぐりこんだきみちゃんを嬉しそうに見たターやんの表情ときたら・・・なんだか憎めない。
ここなんか、最近見たばかりの高畑勲監督の「じゃりン子チエ」を思い出しちゃう。

だんだんとターやんが年老いて、口だけは悪いままで、ちょっと穏やかになった感じが時間の経過を感じさせて切ないエンディング。
時代についていけなくなりながら少しずつ新時代を受け入れようとするターやんの姿を見ながら、こういう親父の存在自体が昭和の風物詩なのかもしれないとしみじみと感じてしまう今日この頃。
U

Uの感想・評価

-
2019.3.14 DVD #60
>|