ちょっとトランプを彷彿させ…、
でもやっぱ違うなと思う。
描いているのは
純粋な気持ちが
市民に受け容れられ
無欲で知事になった人間が
権力を持ったゆえに汚れていくという
非常に深い内容…
なのにイマイチ感動が少ないのは
何でだろう?
ショーン・ペンは言わずとしれた名優だし、
ジュード・ロウは好演、
大好きなケイト・ウィンスレットが出てるのに…
自分でも予期せず選挙に押され、
でも次第に人が集まらなくなり、
ジュード・ロウに
本音で、隣人に語りかけるようにと助言され、
さらに途中で自分が利用されているだけと気づき、
開き直って、無意識に、助言を地でいったら、
反響があり、盛り上がる
この感動的な場面が
あまり感動的でなかったのだ
でも次第にこれはジュード・ロウの話なのだ
と理解しだすと深まってくる。
ケイトの話、
子どもの頃から不思議と面倒をみてくれた判事の死。
いろんな思いが交差してくるのだ
なかなかの顔ぶれ、内容。
品のある映像。
良くできた作品だと思う