諸星だりあ

インクレディブル・ハルクの諸星だりあのレビュー・感想・評価

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)
3.5
MCUマラソン三本目。

兵士強化計画でハルクとなった
ブルース・バナーの苦悩を描いた物語。
ここまで観たところ、MCUは超人的な
能力が扱う者によって白にも黒にもなる、
という普遍的なテーマを訴え続けている
気がする。

一番胸に来たのは、中盤の解毒剤注入
シーンでベティが「私を見て!」と
ブルースに訴えるところ。
ラブシーンもあったが、こちらの方が
愛情を感じて美しく見えた。
自動車やヘリが派手に破壊される戦闘も
見応えありだが、脚本的な視点で
「肉体変化のない日数」で時間経過を
表現していたところがニクいと思った。

ラストにトニーが出て来て、ついニヤニヤ
してしまったので私もMCUファンに片足
突っ込んでいる感覚アリ。
諸星だりあ

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