キャスト一新とはいえ前作と話が繋がっていて、誕生ストーリーは割愛されているので前作未見だとやや話が見えにくいですね。
映画としては堅実な作り。悩める主人公がハルクと決別するが、敵の出現によりハルクとなって再び戦うことを決意する。よく出来てるなとは思いつつ、これはあらゆるアメコミヒーロー物の典型的な話型ですね。非常に安心感のある筋運びと言えます。
俳優もいいですね。なんといってもリヴ・タイラーがよい! 久々に見ましたけどいい感じで年を重ねてるじゃないですか。敵役のティム・ロスもかっこ良い。優男のエドワード・ノートンもごっつい怪物ハルクとのコントラストがとてもよい感じです(やっぱり「アベンジャーズ」に出て欲しかったなぁ)。