ラーチャえだまめ

インクレディブル・ハルクのラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

インクレディブル・ハルク(2008年製作の映画)
4.5
『心拍数が上がるとイチャイチャも出来ないこんな世の中じゃ…ガンマ線』




“はぁ?あべんじゃ〜ず〜?”な時代から実は大好きで何度も見ているコレ。いやー改めて見たけどホントに全体的に話がコンパクトにまとまっているお陰でその他のシーンを全て“バトルシーン”に振ってくれているからまあストレスフリーで見やすいのなんの“リピート”するにはもってこいの作品ですねッ!


エリック・バナに代わりヒクソン・グレイシーから呼吸法を伝授されたエドワード・ノートン!!そう!!彼だよ彼!!!みんな彼の存在忘れてない!?(笑)2代目“ハルク”は序盤から“逃亡犯”でブラジルの皆さんが聞こえていなくても精鋭部隊と追いかけっこに“変身後”もドハデなバトルを繰り広げる「トランスポーター」のルイ・レテリエ監督とあってアクションシーンは見応え抜群!!


逃亡中もまるでデート気分のリヴ・タイラー演じる恋人のベティと“結ばれてるんだけど会えない”ヒロインとの切ない設定のヒーローものは……やっぱりイイですね〜(笑)“悲劇のヒーロー”の部類に入るハルクでありますが、愛する者を守るため近寄ることが出来ない哀しみ…(添い寝はしたけど)


その他ラブシーンが多かったりと、当時まだディズニー配下ではなかったマーベルスタジオ。今見たらちょっと“意外”って思われるかもしれませんね〜


名優ティム・ロスが色々あって“アイム・ロス”した結果“アボミネーション”に変身したヴィラン戦も入れた「3本勝負」!!いやーこの“宿敵感”!!燃えますねー。流石に3回戦ともなると不思議とヴィラン側にも愛着が……………ない。


その他「Mrブルー」と名乗る原作ではヴィラン「リーダー」になる男の登場や“スーパーソルジャー計画”だの“ニック・フューリー”だの“シールド”だの、そしてクライマックスにはトニー・スタークご本人登場、という後への“伏線”だらけの本作でありますが、いつものエンドロール後の「ハルクはまた帰ってくる_」ってテロップは出ませんでした。そーだよね。だって次から“彼”は出ないんだもの____
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