seapony3000

殺人課のseapony3000のレビュー・感想・評価

殺人課(1991年製作の映画)
5.0
冒頭の容疑者捕物の銃撃でワクワクするのもつかの間、まったく関係のない別の事件も浮上してどうなっちゃうの?と思いながらもカタルシスのないまま終わってしまう。人種問題と陰謀なども絡めながら自分は何者なのか見失っていくジョー・マンテーニャ。拳銃を失くして黒人の容疑者を追っていく鈍臭くて自棄になるシーンも地味なんだけどグッとくる。殴られたこめかみにはサンドイッチの具のパストラミで冷やせと、突入の際は自分じゃなくて必ずマンテーニャを先に行かせるウィリアム・メイシー。
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