池

トイ・ストーリー3の池のネタバレレビュー・内容・結末

トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

うーん、無駄が無さすぎる。
本当に最初から最後まで必要だなと思える上、なんと言ってもストーリーが非常に分かりやすい。やはり、子どもから大人まで楽しめる作品です。

成長しておもちゃで遊ばなくなったアンディ。彼と正に同じくらいの年齢なのでとても自分に重ねてしまいました。おもちゃを捨てようとせず、大切に保管しようとするアンディにグッときた。

幼稚園のパートはあれ?これなんの映画?ってくらいに深いシーンが多かったです。脱走モノの映画として普通に楽しめてしまいます(笑)

幼稚園から脱出したと思ったら今度はゴミ処理場から脱出する話になって、、、とにかく脱出シーンのおもちゃならではの技巧の凝らし方が観ていてとても楽しいです。

ロッツォは良い憎まれ役だなぁー、とにかくヒールとして最高でした。でも悲しい出で立ちの上、焼却炉のシーンではなぜか助けたくなってしまった。助けたウッディは流石すぎました。

最後のシーンはそれは、、、泣いちゃいますよ。これでもかというほどに涙が出ました。大人のアンディが、自分の大切なおもちゃを子どものボニーに紹介するという構図、童心を忘れていたアンディが童心を思い出し最後におもちゃで遊ぶのですよ。そのシーンを見てたら、自分も小さい頃はたくさんのおもちゃで遊んでたなぁ、という気持ちに。おもちゃ一つ一つちゃんと設定があって全部ボニーに紹介してるんですよ。遊ばなくなったおもちゃでも、本当に大切にしてたんだなぁと。

この映画ではものを大切にすることを学べると思います。子供から大人まで全員楽しめる映画って最高だなぁ。
池