このレビューはネタバレを含みます
幼かったアンディ(ジョン・モリス)は成長し大学への進学を控えていた。アンディは荷物を整理する為、ウッディ(トム・ハンクス)だけを残し他のおもちゃをゴミ袋に入れ屋根裏にしまおうとする。ところが手違いによりおもちゃたちはサニーサイド保育園へと運ばれる。そこはクマのぬいぐるみのロッツォ(ネッド・ビーティ)が仕切っていた。
序盤はアンディとおもちゃたちのゆるい別れ、最後は完全な別れを描いている。物語も終始物悲しい。最初の会議シーンで「全員集合」と招集をかけるが人数が少ない。緑の小さな兵隊たちも何十人もいたのに今作では三人だけ。みんないなくなってしまった。焼却場でおもちゃみんなが自分たちの死を覚悟して手をつなぐシーンは非常に印象的。
前作で「子供は成長しておもちゃはいずれ捨てられる」という問いかけがあり、その負の問題について劇中ではあまり触れなかったが、今作ではその問題とガッツリ向き合っている。
前作、前々作と違い本作はかなり大人向けの作品のように感じる。
ケン役でマイケル・キートン、ハリネズミのおもちゃ、Mr.プリックルパンツ役でティモシー・ダルトン、紫のたこ、ストレッチ役でウーピー・ゴールドバーグが出演。
【名セリフ】
"So long, partner."
「さようなら、相棒」
2018/03/23 地上波 日本テレビ
2020/03/08 WOWOW
2022/07/20 Disney+