Jumblesoul

ぼんちのJumblesoulのレビュー・感想・評価

ぼんち(1960年製作の映画)
4.5
市川雷蔵主演の非シリアス系現代劇では最高傑作。
宮川一夫の撮影による昭和初期の町並みの映像が素晴らしい。今ならドローンにカメラを付けて撮ったような頭上からのショットが新鮮。
雷蔵はイケメン優男バージョンで、このキャラもできるという辺りが他の男優達とレベルが違うところである。
当時のトップクラスの豪華女優陣が出演。特に祖母役の毛利菊枝と嫁の山田五十鈴のコンビが名演。
原作の山崎豊子と脚本の和田夏十が女性のせいか、女はもう卒業というオチになっているけど、現実の男は死ぬまでスケベ心が無くなるはずはない(笑)
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