フジツカ座

ぐるりのこと。のフジツカ座のレビュー・感想・評価

ぐるりのこと。(2008年製作の映画)
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サトミさんに触発され、何年か前に見たときに書き残してたレビューを引っ張り出して貼り付けることにしました。


また見直したとき、新しく書き記そうと思います。

スコアはまたそのときに。



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ずっと気になってたし、か行のコーナーにいくと結構な確率で裏表紙を見てしまうくらいだった。満を持して今に至るような、そんな位置付けだ。ときはきた。


ひとつの夫婦の10年を切り取った作品。

カナオと翔子の10年。

山あり谷ありとか、楽あれば苦ありとか、波瀾万丈とか。きっとどんな夫婦にも当てはまって、それぞれに特別な山があって谷があり、最高に楽しい時間があって息苦しさしか感じられないときもあったり。他から見ればそうは感じられなくても、当人同士の世界では激動の中でしかないっていうこともあるだろう。

ぼくがいつか結婚できたら、奥さんと一緒に観たいなって思う作品でした。

とってもとってもいい作品と思いました。


◎◎。

リリーフランキーも木村多江もすばらしい表現力。

表現をするというか、もう、そのものでした。

なにかを演じる。じゃなく、なにかそのもの。

最高でした。
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