かなり前に一度観た。
その時も良い映画だなぁと思ったような気はするが、今回のほうが年齢的にも経験値でも、共感した😭
子どもを亡くして、精神を病んでいく妻(木村多江)
大袈裟に心配する風もなく飄々と一緒にいる夫(リリーフランキー)
妻の気持ちがわかる😔
(子どもを亡くした気持ちではなく、夫への感情の部分)
夫が普通に生活しているの見ると、
「自分はこんなに苦しいのに、あなたは平気なの?」「悲しくないの?」
から始まって、
「この人には感情がないのか?」
「子どものことも私のことも愛してないのか?」とか…
一緒にいても気持ちがわからない不安。
どんどんどんどん、ネガティブなほうへ落ちていく。
でも、この夫(リリーフランキー)は、何も考えてないように見えて、ちゃんと妻のことを見ている。
好きだから一緒にいるんだって。
当たり前のようにずっと一緒にいてくれる😢
台風の夜に雨に濡れて、涙と鼻水で顔もぐちゃぐちゃになりながら、喧嘩する場面がリアルで、すごく良かった😢
妻が思い切り感情をぶつけたその夜から、少しずつ元気を取り戻していく✨✨
精神を病んで…とはいっても、全然重く暗い映画ではありません。
ラストはほっこり、じんわりくる。
妻のお兄さん家族が、絶妙にイヤな感じ出してきて笑える😂
寺島進さんと安藤玉恵さんのカップル。
子どもたちもなんだかウザい😂
それと、リリーフランキーの仕事が法廷画家ということで、法廷のシーンが幾つか出てきます!それが見どころ🤩
加瀬亮さん、片岡礼子さん、新井浩史さんという壮々たる俳優が被告人役で、
実際にあった事件の裁判を再現しています。ストーリーに関係あるようで無いようなシーンが面白い。