ぐるりのこと。のネタバレレビュー・内容・結末

ぐるりのこと。2008年製作の映画)

製作国:

上映時間:140分

ジャンル:

3.9

「ぐるりのこと。」に投稿されたネタバレ・内容・結末

クモ殺しちゃって地団駄ふむシーン
寄り添うリリーフランキー

炊きたての炊飯器のにおい
2人でおふろ入ってチンコ掴むシーン

ベランダで育てられるトマト
描きあげられていくひまわり、彼岸花
キツすぎて途中で何回も見るの辞めようかと思ったけど、ちゃんと最後まで観て良かった。
殺人事件の裁判シーンと奥さんとの幸せな生活シーンが交互に流れるとこで結婚って良いなあと思いました。世界平和なんて絶対に叶うはずないので、自分と自分の大事な人たちが幸せならそれで良いと思った。『ゴミできらめく世界が僕たちを拒んでも ずっと側で笑っていて欲しい』って...
出てる人全員演技上手
主役2人の家での長回し的なとこ、特に、リアルすぎた
内容は邦画ならではでよくわからんかったけど、素敵な夫婦だなと思った
何人かの好きな人だけに好かれればいいじゃないかとか、しっかりしすぎなくていいとか、そんな優しい言葉が刺さった
緩やかな日常でも。だからこそか。
いつの間にかのノイズに気づかず傷が出来て、別の傷も出来てて、大きな傷が出来て。

様々な人を感じたからなのか。穏やかな愛に安心した。

生き物の味がする。この言葉をしっかりと言える日が来るのだろうか?

「書くのも技術なら、生きるのも技術。」って言葉と、
それと同時に「死を想う」「人、人、人」って場面から感じた心。

リリーさんも木村多江さんも大人な色気を持ちながら、本当に少年や少女のようだ。
2018.11.14
翔子が精神的にどんどんだめになって、ちゃんとしたかったのにちゃんとできない、どうやったらいいのかわからないって泣きまくるシーン。自分のことが嫌いで周りもいやででもそんな自分が1番いやでってときに、1番ちょうどいい優しさで包んで、ずっとそばにいて受け止めてくれるカナオが素敵すぎた。
「泣いたらいい人なのかなあ。そんなのあてにならんやろ?人の心の中なんてわからんのよ、だれにもね。」って言葉がすごく刺さった。
癇癪なだめた後のシーンがすごく自然だった。カナオの器がやばい。
そのあと翔子が絵に打ち込むところでなんかわかんないけど涙出てきた。
2人なんだけどひとつみたいな空気感が伝わってきてすごかった。こんな相手がいるってすごいことだなあ。愛ってこういうことなんだなあって思った。夫婦ってすごい。
「みんなに嫌われても、好きな人にたくさん好きになってもらうんだったらそっちの方がいい」
「みんなに嫌われても、好きな人がたくさん好きになってくれればそれでいいじゃん」
いいセリフだなー。大切な人が自分と同じ時間を生きていて、そっと隣にいてくれて、いろんなことについて共感しあいながら生きていくことって、忘れがちなんだけれどとても尊いことなんだなぁ。

ちゃらんぽらんだったリリーさん、夫としての振る舞いが変わったのって、やっぱり「大切なものがあるうちに、大切にしなさい」の言葉がきっかけかな。自分の思いを表現することに苦手意識があるように見えたが、やはりどうにかして「伝える」ことって大事だなー。伝えあうことで、互いに分かり合ったり共感しあったりすることのスタートラインに立てるのだろうと思った。

前半はヒリヒリするシーンも結構あったけれど、後半一気に温かい気持ちになれる展開が素晴らしかった。
夫婦って、いいね。

めちゃくちゃ好き。最高。リリーフランキーはやべえ人からこういう人の良さそうなおじさんから出来る役が広すぎる。凄い。そして木村多江も絶妙に色っぽいんだけどメンヘラ感があるのが...もう適役。寺島進の夫婦のちょっと鼻につく感じとか、何から何までキャストも良いし....。終わり方も好きだなぁ。

夫婦を描いた作品は数多くありますが、この独特の、言葉としては形としてなしてなくても話が紡がれていく。ずっと一緒にいないと分からないような夫婦の距離感が心地よくて、兄夫婦とは関係性も全く違って対比になっているのもまた素晴らしい。この2人の話なら連ドラで毎週観ていられる。

それにしても...結婚してえなぁ!おい!
なんでもない日常。
義務付けられたかのようにカレンダーに付いた印、その印のついた日を避けるように生活する夫。子供が欲しい妻。
よくある夫婦を映し出しているかのように見える。
このまま自然に妊娠して、自然に産まれて、悩みながらも子育てをしていく日々。
だが、この映画はそう上手くはいかない。
流産してしまう。
子供ができても、必ず何事もなく産まれるということはなく、産まれてくることは奇跡であり、産まれてこないこともある。
そんな出産に対する影(リスク)の部分も描いていてとても胸が苦しくなった。


そんな悲しみから、再度妊娠するも、妻の勝手な判断で中絶してしまう。
それを夫に打ち明けたときの、開いた窓から入ってくる雨、カーテンの揺らぎ、妻の嘆き、抱きしめる夫。その映像が素敵に見えた。悲しいのになぜか素敵な光景だった。


途中、ヒョコっと現れる妻の家族。
毒母と見受けられる母親。
生活の安定しない妹にお金を渡そうとする兄。
姑と対立する兄嫁。
暴れる(自分には授かれなかった)子供たち。


生活に困ることはなかったであろうと思われる妻の実家。
そこから生活の安定しない夫と結婚し、でも子供も欲しい、という葛藤。
お金や生活に対する不安なども垣間見え、自分と重なり、
とても苦しく、切なく、でも前向きになれる映画でした。
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