Masa

放浪記のMasaのネタバレレビュー・内容・結末

放浪記(1962年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

すばらしい。


テンポ良。
林芙美子さんが、いつ、早く、この生活から脱していくのか、ヒリヒリ見せられる感覚。

的確なカット割。
構図。目線。

カフェにて、ときちゃんが、おじさんの妾にされそうなとき、フミコが悲痛な訴えを代弁し、場が緊迫したかと思えば、
その後、作家仲間たちが店を訪れ、コミカルな笑いを織り交ぜながら話が進んでいく。
緊張と緩和。

シーンとシーンの飛ばし方。
省略具合の妙。

学ぶべし。
Masa

Masa