この間「浮雲」を見て原作の方とのギャップに若干モヤっとしたので原作に触れていないこちらを見てみた。本作が売れて大物作家になったところは映画で付け加えたのか?原作者の自伝的な作りになっている。浮雲より…
>>続きを読むなんとたくましい林芙美子の生き方❗
加東大介演じる男性が、いい人過ぎる。ふみこは、やっぱりこういう男性では満足できなかったのだろうなぁ…。ダメ男でも、色男の文士に振り回されている。
【2024年…
貧乏貧乏と言う割には、貧しさを直截的に描いた場面は実は多くない。自身の醜さ賎しさ逞しさに強烈な劣等感を持ちながら、それを書くことでしか活路を見出せない。そんな彼女の生き様を通して伝わってくる。この語…
>>続きを読む1962年製作公開。原作林芙美子。脚色井出俊郎、田中澄江。監督成瀬巳喜男。
林芙美子の小説は読んだことはないが、彼女が亡くなった際の川端康成の弔辞がとんでもないもので、それで彼女の生きざまが分かる…
林芙美子の自伝的な小説が原作。森光子の舞台が有名。公演回数が節目の数字になるとニュースになってた記憶がある。
成り上がりストーリーだが湿っぽい。それすらも高峰秀子の役作りの賜物といえる。貧乏はこうも…