shima

激流のshimaのレビュー・感想・評価

激流(1994年製作の映画)
3.0
テレビ放映観賞。

一体どうやって撮影してんだろー?!
真夏に見るにはぴったりのスリリングな映画でした。

タイトル通り、舞台はカナダの激流。
もともとは、家族水入らずのバカンスの川下り。

元リバーガイドのメリル、仕事ばかりで家族とのバカンスは毎年キャンセルの旦那、そんな父にムカついている息子。
母子だけで川下りを楽しむはずが、急に旦那登場。でも、この旦那が映画が終わることには旦那さま、と言いたくなるほど頑張った!

母子だけの川下り、に目をつけた、いかにも怪しげなケビン・ベーコンとその仲間たち。

川下りのスタート地点で出会ってしまったのが運のつき。

どちらにとってもまさかまさかの命をかけた川下りになるのでした。

メリルの難所前の不敵な笑い、ケビンの恐ろしさを目の当たりにした無表情、頼りなさげで義務感のでのスタートから家族を守る男になった旦那さまの表情、家族なんか嫌で、かっこいいケビン・ベーコンを慕っていた息子の、本当に大切なものがわかったときの表情などなど、舞台の変化がない分、人の心の動きが興味深かった。
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