たけちゃん

パンダコパンダのたけちゃんのレビュー・感想・評価

パンダコパンダ(1972年製作の映画)
3.5
竹やぶが素敵ですね!


演出(監督) 高畑勲、脚本:宮崎駿
声優:杉山佳寿子、熊倉一雄


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
本日は3月11日です。
今もまだ避難生活をされている方が7万人とのこと。
娯楽として映画を観るなんてことが、未だかなわない方がいらっしゃるかと思うと辛いです。

僕自身も、妻が福島県の出身なので、東北には縁が深いんです。なので、今日はどうしても思い出してしまいますし、語らないわけにもいかないんですが、軽はずみに語ることも避けたいので、別な話題を<(_ _)>






ということで、勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」、本日は「パンダ発見の日」です\(^o^)/

1869年にフランスの伝道師が中国は四川省の民家にて、白黒の毛皮を見せられ、それにより世界に知られるようになったとか。



そんな「パンダ発見の日」に選んだのは「パンダコパンダ」🐼🎋
へへっ、レビューのテイストが全く変わりました。すいません(^-^)



今年は、おりからのパンダブームもあり、作品の公開45周年と絡めて、イオンシネマにて、デジタルリマスター版が再上映されています。今回、僕は劇場で観たんではありませんが、実は初公開時に劇場で観ているんですよね( ¯−¯ )フッ

今から45年前なのかぁ……
実は「東宝チャンピオンまつり」で、ゴジラを観に行っての同時上映でした。記憶が怪しいけど、たしか、5本立てで、フィンガー5の映画も観たような……。

Wikiを見ると、その時のゴジラ作品は「ゴジラ電撃大作戦」だったようです。でも、今作って「怪獣総進撃」のことで、改名されて公開したらしいんですが、僕の記憶も「怪獣総進撃」なんですよね~。でも、あやふやなので、自信なし(T_T)




さて、「パンダコパンダ」に戻ります(^-^)
この作品は、1972年に上野動物園にパンダが贈られ、パンダブームが巻き起こった中で作られたものです。

原作は宮崎駿さん、演出が高畑勲さんという後のジブリの原型と言える黄金コンビのものですね。


親を失くした一人暮らしのミミ子の元にやってきたパンダ親子とのほのぼのアニメです。父親のパパンダに子供のパンちゃん、そして、ミミ子のドタバタコメディではあるけれども、心温まるストーリーでした。

ミミ子の声が杉山佳寿子さんということもあり、僕にはハイジにしか見えませんでした(笑)
パパンダの声は熊倉一雄さん。僕にとってはヒッチコックの声優さんですが、今作もお上手でした。

パンダは確かにトトロにそっくりですが、言葉を話すところがホームアニメっぽいですね。



見世物として、動物園の檻に入れられている姿に対する風刺も込められていて、良い作品でした。
それに対する回答というか、解決策が最高です。



あと、主題歌「ミミちゃんとパンダコパンダ」を歌うのは水森亜土さん。この曲が耳に残って離れず、気づくと口ずさんでいる(笑)

はぁ、懐かしいわ。
パンダ好き、トトロ好きの方はぜひ( •̀ω•́ )و✧

ちなみに、姉妹編の「パンダコパンダと雨降りサーカス」もありますよ。