釈弘宣

ALWAYS 三丁目の夕日の釈弘宣のレビュー・感想・評価

ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)
4.0
心の底からこの時代に生まれたかったと思います。周りの人との支え合いの中で人との縁を感じさせる時代。1つのテレビを町のみんなで見るって素敵だなぁ、、何をこだわったのか、この映画だけは近くの商店街にある古びた映画館で見たなぁ。やっている映画はクールで一本だけの映画館。土曜の昼下がり、座席表もない赤い毛の少しハゲたシートに制服で座った。老夫婦が数人いるだけの映画館で、後ろの扉の前には館主が立っていた。映画が終わり扉を出るときに老夫婦の会話が聞こえる。夫の家には、東京オリンピックのタイミングでテレビが来たらしい。その話を横で微笑みながら聴いている奥様。そのあまりに素敵な姿を今でも覚えています。
釈弘宣

釈弘宣