ひでG

網走番外地のひでGのレビュー・感想・評価

網走番外地(1965年製作の映画)
3.6
1000本への第一歩。たまたまだけど任侠映画で!
敬愛する健さんの出世作。
若い!でも、往年と変わらない!→言い方が逆か?😊

眼力、セリフの言い回し、
役の上での置かれている立場、
いろんなもの背負って思い通りにいかない感じ、
でもいざという時優しい

これらはほとんどの作品で高倉健が貫いてきた人物像。
この出世作からそれが出来上がってたんだね。
本作ではまだ若いから、ちょっとふざけたり、おどけたりするところは今見ると面白いね。

健さんだけでなく、ストーリーも、後半のスリリングなアクション!→クライマックスの雪中トロッコチェイスなどはなかなかの見応えだったよ!

丹波哲郎演じる教護官がライフル持って、追ってくるとか、ツッコミ所も多いけど、結構ドラマとしてはちゃんとちゃんとしていて楽しい。

獄の中の長老の正体は?!のあたりは、グイグイ引きつけられたよ!

あれが嵐寛寿郎なんだ?!凄い役者さんだね、迫力が違うわ!

まあ時代なんだろうけど、健さんの生い立ちやその時の気持ちを主題歌で何度も流すのは、やや興ざめだったけど、仕方ないか😊
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