このレビューはネタバレを含みます
まず冒頭の戦闘シーンと疾走感のある音楽がドンドコするOPに掴まれた…！
真っ暗なシルエットで「監督 押井守」
からの映画タイトルがバンっと出てくるところは思わず「かっけー！」と声が出ました。
私はシリーズ未視聴なので、冒頭のアナウンサーかラジオDJかと思うくらいよく喋るパイロット？の説明は助かりました。
観ていて思ったことは今まで視聴した押井守作品のエッセンスみたいなものが随所に感じられます。どこからどう見ても押井守です。アニメシリーズファンの方達がこれを見てどう思うのか気になります。
パトレイバーという作品としても楽しめましたが、以前に観たうる星やつらだったりトワイライトの迷宮物件や攻殻機動隊など押井守の世界観が混ぜこぜになってる感じが相当面白かったです。
上司と警察官が海で哲学的なことを話すシーン…よく分からないけどめっちゃカッコいい…笑
ちなみにヒロインの、のあちゃんの声が昔ながらという感じで苦手だったのですが振り回しそうで振り回されてる感じが、何気に一番苦労してるんだな…と労いの気持ちが生まれました。結局のところ、みんな良いキャラをしています。
聞いたことある声だなと思ったらトワイライトシリーズに出てました。
お茶目なシーンややんややんやとコメディ要素が多いからこそ、カッコいい戦闘シーンとのギャップにとても興奮しました。それとなんだか少しトレンディドラマな感じもしていろんなものが入りつつ上手くバランスがとれてる作品だったように感じます。
嵐の前って興奮しますよね。わかる！
