機動警察パトレイバー THE MOVIEの作品情報・感想・評価

「機動警察パトレイバー THE MOVIE」に投稿された感想・評価

かおり

かおりの感想・評価

5.0
言う事ない。名作だ。

おそらく20年前くらいに初めて観て、劇場版DVDも持っていて、コミック版も小説版全部持っているのですが……

30周年ということで色々とイベントもあるので、初期OVA、TVシリーズ、OVAを観て満を持して劇場版を再鑑賞しました。

面白い。パトレイバーは面白いよ。

当時は「OS?」って感じでしたが、今なら解る。今なら解る事が沢山ある。

劇場版はその特別感がたまらない。
いつもは人間ドラマが中心のメンバーの本領発揮!と言わんばかりの活躍がたまらない。

そして、後藤隊長がかっこいい。
(結局、これ。)
ほぼ予備知識なしで鑑賞。知っていたのは近未来で警察がロボットに乗ってるくらいなものだった。
正直、話の内容をちゃんと理解するのは難しかった。それと、ロボットものとしては戦闘シーンは少ない。
大変なことが起こって、それに奔走する様子とか、所々に実写に近い演出や雰囲気があるところが良かった。
アニメ映画とは思えない凝った脚本、

犯罪も規模が大きく犯人はもう死んでいるという、行き場のない閉塞感の元、犯人像を浮かび上がらせつつ、描くのは主人公たちの関係性と

しっかりと出来ていると思う。

しかし、盛り上がるまでのテンポがあまり良くはない。

しかし、90分作品なのでそれはあまり気にならないので良いが、

引っかかるのは、盛り上がってからの話を収める能力があまり長けていないこと

悪くはないのだが、ノアの下に緊急停止ボタンがあったりと、掘ればもっと面白くなるだろうというところが何故かユルイ

また、レイバーの暴走が話の本質なのに、最終対決は一対一と

アニメ本来のお金がかからずアクションが出来るという利点を壊している気がする

もっと脚本を掘れば良くなる素材なのに、もう少し構成を見直して頑張って欲しかった…

テーマ性はしっかりとしており面白かった
ゆうこ

ゆうこの感想・評価

3.9
コミコンで98式のデッキアップを観たので懐かしくなり再鑑賞。
1988年の作品とは思えない脚本。
懐かしのセル画。
Ghost in the shellやブレードランナーほどハードボイルド過ぎず、のちの踊る大捜査線に繋がる作風。

みんなに知ってもらいたい名作のひとつ。
たしか演出が良かった記憶。犯人像すき
押井守の作る初期アニメーションはやっぱり素晴らしい。1989年にこのテーマとか完成度って本当に凄すぎる。今見ても全然色褪せない。
オープニングで自殺する男、帆場が犯人という設定がまずワクワクする。帆場→エホバとか伏線めいた謎もあり。松井刑事がその帆場の足跡を辿るために湾岸地区の埋立地を廻るシーンがとても好き。そしてやっぱり気になる遊馬と野明の関係性。あとはなんといっても最期の台風接近のシークエンス。もう映画に必要な要素がすべて詰まった宝石箱のような作品。
BABELの文字で画面がいっぱいになるシーンはアニメ史に残る至極のワンシーンだと今でもおもう。
難解で独りよがり。観客を置いてきぼりにする孤高な押井守にしてはとてもわかりやすい万人向けの作品であると再確認。
2018-104
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