りと

十二人の怒れる男のりとのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
4.2
情報を多方面から精査する議論や会議のお手本のような映画。
「個人的な偏見を排除するのはいつも難しい」
事実に対しても「こうあってほしい」「こうなければならない」というフィルターがどうしてもかかる。そのフィルターをどう外せていくことができるか。
そしてそのフィルターは「なんとなく」で作成されることが多い。
だから、多数意見に流される。
無罪が皆が傾いていく様子が若干怖いのも味になっている。
りと

りと