なおなお

十二人の怒れる男のなおなおのレビュー・感想・評価

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)
4.3
物心ついた頃から(25年ほど笑)父親に、おもしろいから!とずっと勧められてきた作品。
でも古い作品だし、白黒だし、そんなの興味なーい!ってずっと食わず嫌いしてたけど、後悔しました!

90分ずっと同じ室内、登場人物は12人でしゃべってるだけ。
なのにセリフだけで完全に引き込まれた!
映画を観てるというより、参加してる感覚だった。

そして時代が変わっても、国が違っても、こういう人いるなーって。
物事を冷静に見れる人と見れない人。
間違っていることを認めれる人と認めれない人。

いろいろ考えさせられたり、気づかされる作品てした。

見るのに時間かかってお父さんごめーん!って感じだけど、それなりに経験積んだアラサーの今初めて見ることによって、より作品を重く深く受け止めることもできたなかって。
そう思うといいタイミングでした!