18歳の少年が父親を殺した容疑で起訴された。12人の陪審員は少年が有罪か無罪か、全員一致させることが条件とされるというストーリー
裁判員裁判がテーマの映画
お互い全く知らない相手と議論するサスペンス。派手なアクションもなく、ほぼ一室のシーンで終わるというシンプルな映像なのに、なぜか面白い
これは脚本がうまくないとここまで引き込まれなかっただろう
多数決で決めるという難しさ
相手に自分の主張を分かって貰えるよう説得する力
これが一番の見どころだ
ただ感情だけでは解決できないし、人の生死が関わる問題がありながら
偏見や固定観念が問題視されているようにみえた
“偏見は真実を曇らせる”
この一言にすべてが詰まっている