十二人の怒れる男の作品情報・感想・評価

「十二人の怒れる男」に投稿された感想・評価

tama.

tama.の感想・評価

4.0
おもしろかった!!!
ある少年が起こした事件を巡り12人の陪審員たちがひたすら議論する話。一見有罪に見えた事件だが、投票すると11対1で1人無罪を主張する者が。

彼の強い意志が徐々に陪審員たちの気持ちを動かしていき…。

ずっと評議室でひたすら議論するだけの映画なのにこんなにおもしろいのはすごい。
12人の陪審員たちが一人一人個性があって、あ、この人は自分のエゴで動いてるなとか、この人は多数に流れる人間なんだなとか、この人はちゃんと自分の理論があっての有罪派なんだな、とか見ていてよく伝わる。

多数に流れやすいこの世の中で、超アウェイな中一人無罪を主張し信念を貫き通す姿に感動した。
miyu

miyuの感想・評価

4.4
以前、1997年のジャック レモンのリメイク版を見たが、やっとオリジナル版を拝見。。。

本当に面白い!

陪審員が、一室で、犯人が有罪か無罪かを話あう。。。

証言や、その場にある証拠からは、有罪と思われ、陪審員は簡単に有罪を信じて疑わなかった…
ただ、一人を除いて…

ジャック レモンの役をオリジナルでは
ヘンリー フォンダが演じている。

ヘンリー フォンダの冴え渡る推理や彼があらゆる可能性を提示することにより、陪審員達は次々に裁判の証拠に疑問を感じ始める…

ほとんど 密室が舞台であるのに
見るものを惹き込み…
今、なお、名作だと言われるのは
頷ける作品だ…

ヒトのココロのどこかに巣食う偏見や弱いココロなども炙りだされ…
見事な脚本だと思えた。。。

次々に、証拠を弁護士まがいに実証して無効にする様は、サスペンスの醍醐味…

年月が経っても素晴らしい映画🎬
赤鬼

赤鬼の感想・評価

1.0
胸糞の悪さ天下一品の映画。三谷幸喜さんの「12人の優しい日本人」の方が遥かに名作。
最初は回想シーンから始まった!やから白黒のシーンなんか!!
と思っていると最後まで白黒で疲れた
真実がどうであれ証拠が不確実だった、だから無罪になった。それが司法の在り方。

偏見や客観性の欠如も恐ろしいが、それ以上に無関心や思考停止こそが民主主義の敵なのだと感じた。
裁判だけの話ではない。
分からない、どうでもいいではなく私達は真剣に考えるべきなのだ。
yuki

yukiの感想・評価

4.1
自分でも気付かない偏見から生まれる認知の歪み。

会話劇でだんだんと、それぞれの歪みが暴かれていくのが、おもしろすぎる。

昔の映画だけど、こういうことって、政治でもビジネスでも個人の関係でも、普遍的にあるなぁと思って。

それをシニカルにクールに描いた映画でした。

ずっと同じ部屋の撮影。俳優さんたちの表情もすごかった。(特におじいちゃん)
kana

kanaの感想・評価

4.0
疑わしきは罰せず
おもしろかった
葵衣

葵衣の感想・評価

4.5
これはいい映画を観た。とても興味深い作品だった。偏見や思い込みなどによる決め付けはとても怖いものだ。
ミミミ

ミミミの感想・評価

4.2
面白い!!!!!
真犯人の見せ方も最高。
正直各キャラクターの名前すら覚えられなかったが、人間性はよく分かった。
この脚本家は天才。
傑出した脚本。不朽の名作。
司法の民主化、最後の砦としての陪審員制度を描いた、キレのあるエンターテインメント。

殺人事件の陪審員として集う12人の男達が、裁判を元に容疑者の少年を裁く。
夏、扇風機が故障中の一室。
凶器に動機、証言複数あり。
早く切上げて帰りたい。
投票、11と1。
どよめく会議室の面々の中で、1人の男の徹底的な懐疑が始まる。

理知的な男、観察眼が鋭い男、少年と同じスラム育ちの男、付和雷同な男、議論に怠慢な男、短気な男、差別的な男。
キャラクターの描き分けの見事さが、直接的に構成の強靭さに繋がっている。

議論が進むにつれ思い込みや感情論が排されて、理路整然と推論が組み上がっていく、論理的であることの快さ。
それは民主主義を支える市民の模範的な思考の態度として、アメリカという国家が示す、見習うべき良識である。
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