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西部の人のlemmonのレビュー・感想・評価

西部の人(1958年製作の映画)
4.0
想像していた中身と全く違った。

これは軟禁に追い込まれた状況を描くサスペンスドラマ。が、この時代からすると一歩踏み込んだ演出に胸が痛い。

ジュリーロンドン、頑張った!偉い!🥺

まじでくだばれ(正直″○ね“と言いたいくらい)と思う悪漢たち。
(クープさん、1人にしたのはあんたのミスだよ。。。しゃーないか。)

堅気になった主人公は列車で西部を離れ移動する際に、強盗に巻き込まれる。
列車から放り出され生き残ったのは、車内で親しくなった詐欺師の男と酒場の歌手の女と主人公3人。
ある広大な土地にぽつんとある一軒家に立ち寄ることになるが、、、


3人を軟禁した主人公の叔父演じるリーJコッブは、クープの10以上歳下。コッブは老け役よくやるよなあ(日本で言うところの笠智衆か)。声を荒げまくってうっさいうっさい、恐い怖い。

あとクープ。過去がある役だか、狂気性を出して欲しいシーンで、本来のやさしい個性が邪魔して、自分は合っていないと思った。


とは言え、めちゃくちゃ面白かった!
語り過ぎず、常に過去に何があったのか?この先どうなるのか?という緊張感があった。
プラスマイナスして傑作!

自分、アンソニーマン監督大好きな気がしてきた!
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