カトキチ

混血児リカ ハマぐれ子守唄のカトキチのレビュー・感想・評価

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そもそも業を背負って生まれてきた女リカが男社会という抑圧に立ち向かう話なのに、「アメ公と混血児だけはゆるせん!」という謎の男の登場により、ストーリーがブレまくり(しかもかれがなぜそんな思想なのかを回想シーンを交えて丁寧に説明)、わりとシリアスな脚本なのに、すべてのシーンをギャグ化するという演出により、これまで以上に珍品となってしまった問題作。

映画というのは適度に壊れているとおもしろいが、壊れすぎると何が何だかわからなくなるという好例。
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