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地獄先生ぬ〜べ〜のslowのレビュー・感想・評価

地獄先生ぬ〜べ〜(1996年製作の映画)
3.6
「この世には目には見えない
"闇の住人達"がいる…
彼はそんな奴らから君たちを守るため,
地獄の底からやってきた 、
"正義の使者"なのかもしれない…」

ーー「"ぬ~べ~~!!」"ー
♪ヽ(´▽`)/(о´∀`о)(*´∀`)/♪

生徒の"心の闇"が原因で現れる
「悪い妖怪」を左手に封じた「鬼の手」で
成敗する教師・鵺野鳴介こと"ぬ~べ~"を
主役とした国民的妖怪アニメの傑作!!☆

笑いあり,お色気あり,涙あり…!!
なんでもござれな娯楽アニメだが,
一際異彩を放ってるのは「ホラー」!
トラウマエピソードも多く,
またそれが子供には戒めにもなってて、
当時はこれが教科書的役割でもあった♪

本作は劇場公開された3作品が
一つのDVDに収録され,
どちらからでも観れる♪その一つがこれ↓

「地獄先生ぬ~べ~」(1996年7月公開)
<あらすじ>ーーーーーーーーーー
ぬ~べ~の生徒・飯島久美子が
指名手配犯の男を目撃し,
男は逃走の際,事故で意識不明に。
それと同時に都内で少女を狙った
謎の通り魔事件が多発。
犯人が標的とするのは,「赤いリボン」と,
イニシャルが「K.I」の少女ばかりだった…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
原作の24話「Aがきた」が元ネタ。
原作が"初"の「人間の殺人鬼」であり、
スプラッターな残酷描写が強烈すぎて、
アニメ化は流石にできなかったが,
それを映画用にスケールアップし,
娯楽ホラーとして仕上げてるので、
話的には原作よりも面白い!♪
映画としても一番よくできてるほう。
しかし,原作の"A"の恐ろしさには敵わないが…

主役はオリジナル生徒・"飯島久美子"
地味キャラなので本編に出なかった理由は
「影が薄かったから」とゆうことに…(笑)
声を担当したのは『幽遊白書』で蔵馬を
担当した緒方恵美さん!!(/ロ゜)/w

"優しさ"が時に闇を誘い,弱味に繋がる…
犯人にも悪妖怪にも優しすぎる女の子が
最後に見せた"怒り"の「ワケ」とは…

内気な女の子ほどなめてはいけない…
ネコに見えて、意外と心の中には
「虎」を飼ってるかもしれないのだから。
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