Narmy

蛇にピアスのNarmyのレビュー・感想・評価

蛇にピアス(2008年製作の映画)
3.3
「スプリットタン知ってる?」というセリフと吉高由里子が身体はってたのは印象に残っていたけど、結末は最後まで思い出せなかった^^;久しぶりの鑑賞。

19歳のルイは渋谷のクラブで赤髪モヒカン、顔中ピアス、背中に龍が彫られているアマを見つける。
アマに惹かれたのかアマのスプリットタンに惹かれたのか分からないまま、ルイはアマの家に転がり込む。
ルイはアマと同じスプリットタンと刺青を施してもらうため、アマとアマの知り合いである彫り師シバを訪ねる。

全体としては、身体的な痛みを伴わなければ生きている実感が持てなかったルイがすでに心と身体に痛みを持つ2人と絡むことにより、自分自身の中に痛みを染み込ませ生きている実感を得る、、と解釈したんだけど本当のところどうなんだろ。
最初に観たときこの作品のラストが印象に残らなかったのは、よく意味が分からなかったからなのかもしれない。
伝えたいことはなんだったのか、、
ただ、10代後半は未知な世界に興味が湧き堕ちていきたくなることもある。
怖いものなんてない。
そしてある時ふと我にかえる、、
この後ルイがどう生きたのか気になって仕方ない。
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