こんなひどい映画は見たことない。一体何がやりたいんだか。ゴミみたいな話なのに役者は結構ちゃんと演技してて、悲しいやら寒いやら。
もしかしたら、「どんなにひどいテクストでも役者はちゃんと演技できる」って課題にみんなでトライしてるのかもしれない（違う）。
「赤影参上！」や「大丈夫っ」、凧に乗ってやってくる白影がいたから、「仮面の忍者赤影」のリメイクだとかろうじてわかるのだが、内容は似ても似つかない。仮面つけてないし。金目教もガマ法師も出てこない。監督は忍者をなんだと思ってるんだろ。
悪ふざけでものづくりして、50周年を記念するなんて。誰かに死ねとか言いたくないけど、こんなのつくった奴は死んでほしい。
ちなみに、昔の特撮テレビシリーズの赤影はこんなナレーションで始まる。
「豊臣秀吉がまだ木下藤吉郎だった頃、琵琶湖の南に金目教という怪しい宗教が流行っていた。それを信じない者は恐ろしい祟りに見舞われるという。その正体は何か。藤吉郎は金目教の秘密を探るため、飛騨の国から仮面の忍者を呼んだ。その名は…」
どうよ？すごくおもしろそうでしょ。
1点は麻生久美子のかわいさへのサービス。ほんとは0点だからね。くっそー。
