インド夜想曲の作品情報・感想・評価

「インド夜想曲」に投稿された感想・評価

こうた

こうたの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

失踪した友人を探しにインドを巡る主人公だが。
人間のからだは、ただの見せかけかもしれない。大切なことは「アントマン(個人の魂)」。不眠は、夜を現存させる。
神秘的な言葉が、悪臭漂うインドの闇を照らす。
タブッキの原作を巧妙に捉えている。
ゆみみ

ゆみみの感想・評価

2.6
インドで淡々と友人探しの旅。リアルインドまぢで怖い。でもそれがいい。中盤に出てくる女予言者(花の28歳)が失神するレベルで怖い。魑魅魍魎すぎるぜインド!
あな

あなの感想・評価

3.0
ひたすら淡々としている分、そのお陰でまるで自分も一人旅してる気になれる。インドの惨状もありながら神秘的な世界観がいい感じ。
なんとなく手にした映画だったけどとても当たりでした。
雰囲気がどことなくHだったような笑。
いつかインド旅したいな。
真夜中

真夜中の感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

失踪した友人探しがいつしか自身を探す旅に・・・という哲学的な内容。インドの持つミステリアスな雰囲気がテーマによく合っていると思います。「インドを旅すると人生観が変わる」という話をよく聞きますが、この映画を観るとよく解る気がします。
keroline

kerolineの感想・評価

4.3
どのシーンを観てもエキゾチックで魅惑的。
夜の場面が印象的。画面に引き込まれて、まるで旅行をしている気分に浸れる。

内容は難解。ただ、雰囲気を感じるだけでも十二分に楽しめると思う。
無

無の感想・評価

3.0
主人公のロシニョールはインドで失踪した友人を探しに来ていたはずだったのに彼が追い求めていた男は他の誰でもなく自らの足元から伸びた影だったという話…??

多分こういう事なんだろうなあとストーリーの顛末を考察しながら注意深く観ていると主人公役のジャン=ユーグ・アングラードの触れるだけで壊れてしまいそうな悲し気で繊細な雰囲気に飲まれそうになるが、結局はインドという土地が人を惑わせ人の心の奥底に眠っている本人でも気づかない自分を映し出し、ついには具現化してしまうほどのエネルギーを秘めた幻想的な国だと言いたかったんだろうか…?
鑑賞者が己で察しろ系の哲学的な話で分かるような分からないような不思議な作品。
主人公のビジュアルも含めた掴みどころのない映像や彼と出会う人達の言動やキャラクターにはいつの間にか引き込まれるような魅力と誘引力を感じた。
シャーマンのような人智を超越した女性(!?)の姿には主人公でなくても見た人全員が必ずギョッとするだろう。
あんな人が普通に存在している辺りがさもインドらしい。
蒼

蒼の感想・評価

3.5
かなり忠実に映画化されているように思う。
映像になることで、本では印象が薄かった部分がきちんと表現されていて「ああ、そんな場面あったような。」と思えたのはよかったと思うけれど、その分、本よりは翻弄されるような幻想感は薄いのは仕方ないか。
kappadokia

kappadokiaの感想・評価

3.5
原作に忠実
その上要点を的確に表現してくれているので、原作よりかなりわかりやすい
ロマンチックなデビッドリンチ的夢幻とでもいいますか。この世は夢幻だとして、あんな悪夢じゃない方の夢幻。自分の影を追い迷い、その自分が実存してないかもしれないとか十分悪夢と言えるだろうけど、この恍惚感、なんともいえん甘美さはやっぱインドだからか。トムヒ似のジャンユーグ効果も相まって、嗚呼いつか俺も夕闇の中に追い迷い立ち尽くしてしまいたいとか思わせる。とはいえ中盤で突如現れるリアルインドの夢幻映像、少女か老婆か神か猿か何だかわからないリアルシャーマン宣託の戦慄シーン(原作通り)にはマジで吹っ飛ぶ。全体としてはまあ佳作だろうけど、俺的にあのシーンだけはどうやって撮ったのかわからないとんでもなさであらゆる映画を超えていた。
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