じゃん

眠狂四郎 殺法帖のじゃんのレビュー・感想・評価

眠狂四郎 殺法帖(1963年製作の映画)
3.1
これがシリーズ1作目らしい。

なのでまだ完全にはキャラ設定が出来上がっておらず、割とよく喋るのでびっくりした。
もっと無口だったような。
江戸っ子ぽい語り口やし。

結構、映像が凝っていて、黄色や緑の照明だったり、2人の顔のアップの切り替わりとか、カメラが微妙に近づいたり離れたり、面白い。

玉緒さんをヒロインに据えてるのはちょっと頂けない。萎える。
脇役には良いが、ヒロインには無理がある。
ヒロインが綺麗ならもう0.1ポイント上げたい。
あ、でも指はかなり綺麗でした。

若山富三郎は流石の安定感。
好きやわあ、勝新と富三郎の兄弟。

にしても、円月殺法て中二病やなあ(笑)

そしてラストの対決は、刀同士の対決ではなく、何故か拳法…
大して盛り上がらないし。。
それでいいのか?(^_^;)

エメラルドの石に見えない石像の出来が悪過ぎる…

脚本ももっと頑張って欲しい。