のり

バルタザールどこへ行くののりのレビュー・感想・評価

バルタザールどこへ行く(1964年製作の映画)
4.2
BGM、人間の感情、映像の華美さなどを極限に削ぎ落とし、ロバの視点から人間の醜さ、世の無情さを映し出す。

ロバが様々な人に移り渡るが、どれも悲惨。もちろん主人公であるロバは話せないため、ただその綺麗な瞳が映される。何を想うのか想像力が掻き立てられる。

悲惨だけど美しい。でも全く救いがないので動物好きにはおすすめしない。
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