トーフク

デビルマンのトーフクのレビュー・感想・評価

デビルマン(2004年製作の映画)
1.1
・兎にも角にも演技の酷さ。特に感動詞系。「あー」とか「うー」とか言うたびに笑っちゃうよ。
・意図不明なキャスティング多し。検索ワード風に表現するなら「親友役 双子キャスト なぜ」「著名人 メタ的キャスティング 無駄 」
・ストーリーの焦点ブレまくり。ちょいちょい挟んでくるキスシーンは何なんだ?「パラサイト」のようなジャンル解体系映画の走り!(成功したとは言ってない)
・美術の安っぽさえげつない。撮影前日に駅前のドンキで調達したの?デーモン特捜隊本部の看板とかもはや「ガースー黒光り」のそれじゃねえか!
・アクションのバリエーション少なすぎ。ワンパンオンリーorフルCGの極端演出。 時折見られる「原作と同じタッチ」と見られる演出に関しては、おれは好きです。

評判通り!期待通り!これが観たかった!話のネタになる!ありがとう!
でもこの映画に関わることをチャンスと思い、真剣に取り組んだ当時の若手俳優やスタッフの方々が多少なりともいたなら、苦い思い出になってしまったのかもと思うと何故か悲しくなる。考えすぎか。