ナツミオ

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女のナツミオのレビュー・感想・評価

4.0
WOWOW録画鑑賞。
2回目の鑑賞
世界的ベストセラーを映画化した北欧産ミステリー。
劇場公開版より27分長い完全版で鑑賞。

ハリウッド版より濃密なストーリーが深く入り込めて楽しめるミステリー作品。
シリーズ通じて「R15」相当なので家族と鑑賞する時は注意必要。

原作 スティーグ・ラーソン『ミレニアム/ドラゴン・タトゥーの女』

2009年スウェーデン/デンマーク/ドイツ
監督 ニールス・アルデン・オプレヴ
脚本 ニコライ・アーセル/ラスマス・ヘイスターパング
音楽 ヤコヴ・グロート
出演 ミカエル・ニクヴィスト ノウミ・ラパス レナ・エンドレ スヴェン・バーティル・タウべ ペーテル・ハベル

雑誌"ミレニアム”に寄稿している社会派ジャーナリストのミカエルだが、大物実業家の不正を告発した記事が名誉毀損で訴えられて有罪に。
同誌を離れたミカエルに大財閥ヴァンゲル・グループの前会長ヘンリックから依頼が。40年前、ヘンリックの16才の姪ハリエットが失踪した事件の調査だった。
ミカエルはヘンリックの依頼で自分の身辺調査をした天才的リサーチャー、リスベットを相棒にし、事件の真相を目指すが・・・

大企業の経営者一族の秘密にジャーナリストと女性ハッカーのコンビが挑む。

ハリウッド版はスタイリッシュな映像・音楽でファンも多いが、こちらはより原作に忠実に描かれていると思う。
特に北欧の冷え冷えとした雰囲気が良く出ている。

特に主人公は優秀なリサーチャーで最高のハッカー、あだ名は『ワスプ』(スズメバチ)リスベット・サランデルを演じるノウミ・ラパスは、その容姿や雰囲気が原作に近いイメージ。
あと、シリーズ3部作の主要な登場人物は同じキャストなのでリスベットの活躍をじっくり堪能できる。

相手役のジャーナリスト、ミカエル・ブルムクヴィスト役ミカエル・ニクヴィストは外見は冴えない中年だが、真実を追求するジャーナリスト役がハマっている。
しかしミカエルはモテるんですね⁈

1作約3時間あるが、定期的に観たくなる作品。
勿論、ハリウッド版もお気に入り。

スルメ作品
ナツミオ

ナツミオ