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八月のクリスマスのnのレビュー・感想・評価

八月のクリスマス(1998年製作の映画)
4.0
穏やかで、しみじみとした良い映画だった。レンタルしては途中まで観て時間切れで返却し、またレンタルして…というのを何度か繰り返していたけど、毎回早送りせずにじっくり観てしまった。
アイスキャンディーや鍋や寿司など、登場人物たちが一緒に食事しながら話をする場面がどれも印象的。ビデオデッキのくだりでは『オーバーサマー 爆裂刑事』を思い出したり。

眼鏡姿のハン・ソッキュ、柔和な感じでニコニコしているところが良かった。あの小さな写真館の佇まいも素敵。駐車取り締まり員の制服を着たヒロインは、初めは高校生かと思った。

この作品に限らず、一昔前の韓国映画は映像が自然光っぽいというか、最近の映画より色調や輪郭が柔らかい感じがするのだけど、何故なのか知りたい。
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