シガーandシュガー

カールじいさんの空飛ぶ家のシガーandシュガーのレビュー・感想・評価

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)
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これも公開当時から今の今まで興味がなかった作品だったけれど、息子に薦められて鑑賞。良かった。確かに良かった。冒険なんて今までもこれからも全く縁がないと思っている私だけど、昔やりたかったことや描いた夢や、そういったものは確かに冒険の一つとして数えてもいいな、と思い直した。私も冒険ブックを作り直さないとならないんじゃないかと本気で考えている。

で、鑑賞したのは吹き替え版だったのだけどまったく違和感のあるキャラがいなかったのでキャストを見てみたら、声優さんで固めていた模様。やっぱりね、やっぱり声優の仕事で夢を見たい派です、ワタシ。この前もやもやとレビューしちゃった作品だってもしも本業声優で観たらきっと違ってたと思うの。それくらい声は大事。それを踏まえた上でも俳優でキャスティングするっていうならそれは受けて立つしかないけどもこの作品では主張が異ならず良かったよ!

カールじいさんの家が空を飛ぶのがインパクトありすぎて、その前後をどうするのかなと思っていたら何のことはない、飛ぶこと自体はそれほど問題ではなく、飛ぶ前も飛んだ後も充実した物語だった。
ただチャールズ・マンツはちょっと残念な扱いだったな。エンディングで一緒に笑っているマンツがいるハッピーな納め方のほうが似合わないかな?そこだけ、ちょっと哀しかった。でも良い作品を観たな~という満足感でいっぱい。