雨丘もびり

カールじいさんの空飛ぶ家の雨丘もびりのレビュー・感想・評価

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)
2.0
うん♪久しぶりに観たら、やっぱり乗れないわ(^^;)。

仲むつまじいフレドリクセン夫妻には、じーんとする。
冒頭のドラマで通わせ合った気持ちが、本編やエンドクレジットにまで薫ってくるのが素敵。うふふっ(^u^)
「あなたの冒険を続けて」出来た嫁さんですわ(T^T)。
二人はずっと一緒なんだよ。。。愛らしいカップルに、★2つ。

それなのに、二人のストーリーを脇役が邪魔してくるのが不快。

あのワガママなガキがさぁ(机叩!)。
KYなオマエが余計なことしゃべるから鳥のことバレたのに「フレデリクセンさ~ん、ケビンを守るって約束したのに~」ってひとのせいか!
ごめんなさい言えない人はキライです。
じいさんも、ちゃんと叱ってよ。ハハハまぁしかたないか、じゃないでしょうに。

カールじいさんが、大切にしすぎた思い出と見切りをつけるイニシエーション。
約束の場所にちゃんと並べて置いた二人の椅子も、なんかあのクソガキの身勝手さに引っ張られて"捨てた"みたいに見えてしまい大マイナス。
結果オーライかもしれないけど後味悪いわ。あームカムカする。

思い出の品、相手への気持ち、恩、
無知な他人に捨てられて/壊されて、全面的に感謝してる人は挙手願います(泣)。
自分で区切りをつけるもんでしょ、つけられないなら置いておくしかないでしょ、そういうモノは。

あと。
探検家マンツの取って付けたようなサイコ設定が不自然。
あの人、そんな思考になるかなぁ(?_?)。
潔白を証明したいのと、手柄を独り占めしたいのは違う心情なのに、なんかお話の都合上まとまられちゃった所感。
対抗者を無理してワルモノにしなくても良いのに...なんか、かわいそうだった。

そんなこんなで、つかみ取れなかった風船みたいに、手をすり抜けて行った映画でした。

・・・・・犬のダグは超かぁいい(*⌒▽⌒*)
視線のさまよい方があたま悪そうで良いわ~。
鼻がデカい。何か食べてる時、お行儀のよろしくない犬に詰め寄られた経験ある人にはたまらないデフォルメ。
(あ!いいなぁいいなぁボクのはボクのはくれるんでしょくれるんでしょ)