ある日どこかでの作品情報・感想・評価 - 10ページ目

「ある日どこかで」に投稿された感想・評価

tak

takの感想・評価

4.2
初めてレンタルビデオで鑑賞した日を僕は忘れられない。社会人になりたての頃だった。ずーっと観たかったこの映画をやっとレンタル店で見つけた。ところが借りたのはいいがあまりの忙しさになかなか観ることができず、返却日を迎えようとしていた。「早起きして観る!」そして夜明け前から鑑賞開始・・・。恋愛映画でこんなに泣いたのって初めてじゃないか?(当時)と思えるくらいに泣いた。泣いた。声が出そうなくらいに泣いた。そして泣きはらした目をして出勤・・・。それ以来、僕はずっと思っていたんだ・・・
「ある日どこかで」を映画館で観たい!しかもこの気持ちを理解してくれる女の子と観たい!・・・って。

そして「午前10時の映画祭」がやっとわが街へ、ラインナップに「ある日どこかで」が!正直、最初にラインナップ見たときに、「アラビアのロレンス」よりも観たい!と思ったし、「明日に向かって撃て!」よりも行かねば!と思った。んで、平日の午前中に行くチャンスがあったので映画館へ・・・あ、また出勤前だ(笑)。

自己催眠でタイムトラベルをするという確かに荒唐無稽なお話。初めて観てから20年経っているだけに、もっと冷ややかに観てしまうのだろうか・・・と思っていたが、意外にもかなり感情移入してしまった。この出演者やスタッフには、20年の間にいろいろなことがあった。ジェーン・シーモアは映画ではパッしなかったが、年齢を重ねた後、テレビシリーズで西部の女性医師として大人気を博した。クリストファー・リーヴは落馬事故で首から下が不随となってしまったが、不屈の精神で俳優としてできることをやる。ヒッチコックの「裏窓」のリメイクに挑んだこと、アカデミー賞のプレゼンターとして登場した姿は今も忘れない。そして2004年に惜しくも逝去。映画はその時の役者の姿を撮したものとは当たり前のことであるが、クリストファー・リーヴが生き生きとしているこの映画を観ると、その当たり前のことが実にありがたいことに感ずる。音楽を担当したジョン・バリーも今年亡くなった。今回改めて観て「ある日どこかで」は音楽が映画の評価を高めるのに絶大な効果があった映画だと思う。

密かにこの映画を愛している人はかなり多い。現実主義派からは小馬鹿にされそうな話ではある。だが、一切特撮を使わずにタイムトラベルものを成り立たせているアイディアや伏線の張り方の巧さ、気が利いたディティールなど映画の作り手が込めた愛情が銀幕のこっちまで伝わってくる。まだ作曲されていないラフマニノフのラプソディを口ずさむボートの場面。
「美しい曲ね。誰の曲なの?」「ラフマニノフ。」
「彼の曲は私も好きよ。でもそれは聴いたことがないわ。」「・・・いつか聴かせてあげるよ。」
未来を少しだけ示すタイムトラベルものの面白さ。だがそれだけでなく、その曲のオルゴールを特注させた、未来の彼女がどんな思いでラプソディを聴いたかと思うと切なくなる。クライマックスの自己催眠が解けてしまう悲しい場面。物言わぬラストシーンは、ベッドに横たわるクリストファー・リーブを俯瞰で撮す、魂が見下ろしているようなショット。だが、そのカメラが見上げた先には・・・。美しいラストシーンとジョン・バリーの主題曲。
umeshio

umeshioの感想・評価

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20150130
名作とのことで期待値あがりすぎたのか、わたしにはそんなに刺さらなかった。え、懐中時計どこから現れたん?とか、ヒロインはどこでおちたん…とか、これって主人公の妄想?だとかいろいろ邪推してしまってわたしって駄目だな…と。純粋にラブストーリーと楽しめなかったのがいけなかったのかな。でも色々考えてしまう…主人公は作家だし、仕事が行き詰っていたこともあったし、結局ああいう終わり方だし、で、なんだか主人公の全部創作、妄想、頭の中で起きていることなのか?と思えてしまって、なんてかなしいお話なんだ…と思った。WOWOW
めじろ

めじろの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

湖畔に立つホテルが舞台。そこに飾ってあった一枚の女優の写真。その女性に一目惚れした主人公がタイムスリップして会いに行くおはなし。
ヒロインとの出会いからラストまで話を追っていくと、思うのが2人の愛には圧倒されたなって。

湖をボートで渡り、ラフマニノフのラプソディを口ずさむシーンは綺麗だったな
acco

accoの感想・評価

2.5
若い時に見たらもっとキュンとなったかも。でも純粋さにはホロっときた。
merbo

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3.5
タイムトラベルもの
人に会いに行くために文字通り膨大なエネルギーを費やした男の話
別段取り留めもない話だったがとても印象に残っている
Carol

Carolの感想・評価

4.9
タイムトラベル、ラブストーリー。

テーマ曲のラフマニノフ『パガニーニの主題による狂詩曲』に、ストーリーが重なって、何度観ても切なくなる…

クリストファー・リーブも素敵だったが、ジェーン・シーモアは何と言っても愛らしくて美しい❗️

大好きな映画の一つです。
冒頭で話の展開が掴めてしまって「退屈だな」と思いながら観ていたが、終盤の展開が予想外だった。過去に戻ったリチャードの懸命なアプローチの結果、寂しい晩年を過ごしたエリーズの未来が変わると予想していたが、全く異なる展開で驚いた。まさかリチャードとエリーズの幸せな日々があんな一瞬で消え去ってしまうとは全く考えてもいなかった。運命の人と出会い、結ばれるであろう幸せが、一瞬で消え去ってしまう儚さだけが観終わってからも胸の中にずっと残っていた。過去から戻ってきたリチャードが空白の日々を過ごすのシーンでは一言もセリフがなかったので、エリーズとの幸せな日々を失ってしまった喪失感の大きさを感じさせ、映画の中でも最も印象的なシーンだった。
過去に戻れると言う事はもの凄く魅力的な能力かもしれないが、いつかは現在、未来に戻らなくてはいけないという時間の儚さをこの作品から感じた。『アバウトタイム』の時は「今」をいかに生きるかという事を考えさせられたが、この作品はどれだけ「過去」に戻ったとしても、確実に「今」はやって来るという「時間の修正力」の無慈悲さを教えてくれた。「過去」や「未来」には「今」は存在せず、否が応でも僕らは「今」と向き合っていかなければいけないのだなと感じた。
タイムトラベルものの恋愛映画。
けど、そのタイムトラベルの仕方がねw
好きだわ〜。素敵だわ〜。
シェイプオブなんとかよりも、こっちの方がファンタジーだわ〜。

まあ、科学的な部分の説得力があんまりないけど、そんなのどうでも良いぐらいのラブストーリー。
「こういう妄想めっちゃしたことある!」
って言う、ちょっといつもとちがう共感の仕方ができる映画。

そして、クリストファーリーブがすごくかっこいい。スーパーマンも観ようかなぁ〜。
Aka

Akaの感想・評価

3.7
打ち上げ中に知らないおばあさんに突然こう言われる
Come back to me…
その言葉が指す意味とは?

時空を越えるラブストーリーはどこまでもロマンチック!
タイムスリップして運命のお相手に会いに行く話。とにかく2人が美男美女でうっとりする。
主人公の物凄い行動力と押しの強さで乗り切る感じ、好き。めちゃくちゃゴリゴリ行ってて笑う。
タイムスリップする所も半ば強引に納得させられちゃってヤラレタぜ。私もやってみようかな?自己暗示系タイムスリップ…