再鑑賞
大好きな作品。
ビリーボブソーントンが監督、脚本、主演した隠れた傑作。過去に殺人を犯し精神病院に入れられていた知的障害者カールと少年の心の交流を描いた作品。
最初に観た時の気持ちを、なんと表現をしたらよいのだろう。こんな映画は初めてだった。 やってはいけないことだけど、そうすることでしか解決できなかった主人公カールに何故か共感してしまう。
カールの人柄や関わる人達の暖かさにほのぼのする部分もあるけど、主人公の過去と最後の決断にやはり衝撃を受ける。それがまさにスリングブレイドの意味なのだろうか?
ビリーボブソーントンの演技は圧巻。心が震える映画とは、こういう作品のことを言うのだろうと思う。