ひろっぴ

男はつらいよ 奮闘篇のひろっぴのレビュー・感想・評価

男はつらいよ 奮闘篇(1971年製作の映画)
4.0
【いつも以上に優しい寅さん。】
鑑賞日…2018年9月28日~Amazonプライム

「男はつらいよ 奮闘篇」Amazonプライムで鑑賞。

*概要*
下町人情喜劇シリーズ第7弾。

*主演*
渥美清

*感想*
新作が公開されるので、1から鑑賞!
今回のマドンナは、榊原るみさん。

冒頭、寅さんが旅先で集団就職する学生に話しかけ、激励するシーンがなんとも微笑ましい。今回に限ってじゃないんですが、どんだけコミュニケーション能力が高いんだって毎回思っちゃいますね。(笑)

旅先でラーメン屋で知り合った笑顔が可愛い津軽弁を話す花子と知り合う。彼女は発達障害で、劇中では、普通の人じゃないとか、頭が少し弱いと言った今では信じられないセリフがポンポン出てくるからビックリしたw

個人的に歴代のマドンナの中で、一番癒された!

一番印象的だったのは、寅さんと花子が知り合ったラーメン屋で、互いに意味もなく笑顔を向ける所がなんか好き。あと、ラーメンが当時の値段が80円ってビックリしたなぁ~(^^;
あと、福士先生役の田中邦衛が若かったなぁ~

ストーリーは、花子だけじゃなく、寅さんの母親・菊が再登場、初代マドンナ・冬子も再登場してました。
寅さんと母親は再会するんですが、二人の仲の溝が埋まらず、喧嘩する始末。早く仲直りしようよって言いたい…(^^;

ドタバタ劇は少なかったけど、「男はつらいよ」でお決まりのタイミングの悪さ。気まずい時に限って寅さんが帰ってきたり、お決まりのオチがあります。別れ方が割とあっさりしていたのが、残念かな。

総じて、面白かったです。まだ寅さんと菊の仲の溝が埋まらなくて残念でしたが、メインストーリーが良かったです。しんみりして、ほっこりしました。(^^)

口が悪いけど、困った人を放っておけない寅さんが素敵でした!今回はいつも以上に優しかった。
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