噛む力がまるでない

告白の噛む力がまるでないのレビュー・感想・評価

告白(2010年製作の映画)
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序盤30分、ガヤつく教室内での松たか子の非常に淡々とした告白(もはや独白)シーンがうまく出来すぎてて、そこでもう「おしまい」と思ってしまった。

それからの物語は惰性に感じ、橋本愛はこの頃からかわいいなーぐらい。
きちっとした画作りとこの世から隔絶したような雰囲気は、内容のきつさとはあまり相まっていないように映った。

大切なものが消える音って綺麗じゃなくて、ドッカーンでもいいんですけどもっと汚い気がする。