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告白のamuのレビュー・感想・評価

告白(2010年製作の映画)
2.9
公開当時物凄く話題になっていて、ラストがめちゃくちゃ怖いとか、あれは見た方がいいとか。フィルマークスに書くようになって、自身何度も言っていることなのですが、天邪鬼なんです。そして邦画ホラー嫌いなんです。これ邦画ホラーでも何でもなかったけど。人の言う「めちゃくちゃ怖い」なんて1ミリも当てになんねーなと思った、改めて。怖いって一体なんですかね。気持ち悪いならわかるけど。そんな作品だった。そりゃそうか、湊かなえ原作だし、中島哲也監督だしね。

で、喋りの奴によってラストの「ドッカーン」がめちゃくちゃ怖いなんて情報がこびりついちゃっていたものだから、もはや私は橋本愛ちゃんを愛でるためと、どれほどの「ドッカーン」とやらを見せてもらえるのか。それだけだった。

結果、なんかやっぱりね、要らん前情報とか人の主観とか(まぁ特にこっちですね)を入れちゃうと、不必要な期待値があがっちゃったりするわけで。最近観たもので言うところのスマホ落としただけの成田凌くらいおっかない表情とか見れるのかと勝手な期待。結果、中島哲也監督のデフォルト作品なだけだし、、だけど、当時は驚き系だったのかな。この監督は気持ち悪いものをお洒落に撮る人ですよね。ただここからは個人的に、AとBの少年そのものが気持ち悪くてそこの受け付けなさが強くて、意地悪心が出てきちゃって、そんな目線で観ちゃいました。だから、パチンでもドッカーンでももはやどっちでもよいのだけど、復讐出来て良かったですね!て感じでした。木村佳乃、岡田将生のがー強い脇勢もぴったり。渇き。結構好きだけど、これは金輪際観ないかなー。作品出来はさすがでしたよ、VFXが。
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