早稲田松竹のキェシロフスキ監督「トリコロール/白の愛」との2本立ての2本目。先に観た「白」はシニカルな雰囲気があったと思うけど、こちらはもう少し優しく暖かく感じた。
たぶんそれは、主人公ヴァランティーヌの役柄と、彼女によってだんだんと変わっていくヴェルヌ老人の姿からなんだろうな。このヴェルヌの厭世観の要素は自分にも結構ある気がするので、ちょっとシンクロしながら楽しめた。
エンディングのところ、正直自分は表面的なところしか理解出来てなかったけど、後で解説サイトを読んだら3部作全体のエンディングにもなってるのね。今回は「青」観損ねたし、もう一回まとめて観てみたいなー。