miyagi

トリコロール/赤の愛のmiyagiのレビュー・感想・評価

トリコロール/赤の愛(1994年製作の映画)
4.8
青の愛に続けて鑑賞。
これが三部作のラストだと知らずに白の前に観てしまった。
まー連続性はなさそうなので構わない。
ジュリエットビノシュとジュリーデルピーが出てきたので、これがラストだと分からされた。

アバンから度肝を抜かれた。
電話線をカメラが追っていくカットの斬新さが凄い。

この作品における赤の配色がほんとにとんでもない。
バレエスタジオ、ボーリング場、近所のカフェ、劇場。
そのほかにもボケ足でちゃんと見えてこないものまで、赤色で揃えられていたのには鳥肌がたった。
ロケ地を探すにしても大変だし、塗りやモノを用意するにしても大変だし、とにかく拘りと計算され尽くされた配色に恐れ入った。
編集で色を変えた形跡がなさそうなのも愕然とした。
この監督のもとで制作やってたら、半日ぐらいで発狂して辞めてる自信がある。
画面下手に赤をまとめてた気がするが、そこまで考えてアングルきってたらほんと狂気の沙汰としか言いようがない。

ストーリーはあんま頭に入ってこなかった。
なにが善でなにが悪か、一概に決められないぞ。ってことかとは思うが。
正義のために悪を犯す。って矛盾してていいテーマだな。と、今作と関係ないけどメモ。