トリコロール/赤の愛の作品情報・感想・評価

「トリコロール/赤の愛」に投稿された感想・評価

McQ

McQの感想・評価

3.9
キェシロフスキー監督の遺作にしてトリコロール三部作の完結編。

オープニングからスピード感あるスタイリッシュな映像と電子音に意識が吸い込まれそう!

随所に散りばめられたトリコロールの「赤(博愛)」は洗脳するかのように嫌でも目に焼き付けられる。

ビジュアルのみならず巧みな二重構造テクにも驚きが、、

ただこの「博愛」なるものが、少々偽善的に見えてしまい(イレーヌがキラキラし過ぎて)客観的にしか見れなかったのが残念。

でも「赤」を選んだのは思いきりイレーヌ目当てで、、

しかもいきなり最終回だったとは、、苦笑

ほぼ独立した内容だと思うけど、完全にって訳でもない模様。順番間違えた!
トリコロール3部作の1つ。“博愛"
3部作通じて繊細で暗示的なショットに惹かれました。
トリコロール三部作: 赤 博愛

前の2作に比べると、人間関係の広がりが感じられた。ヴァランティーヌと判事との出会いも犬を介してだった。
完全な人間不信だった元判事とヴァランティーヌが少しずつ心を通わせていく様子がよかった。他人が他人に影響を与える、それが劇的でなくてもたとえほんの少しでも、良い変化をもたらすっていいなと思う。相手に対して誠実であることが大事。

また3作目で、やっとゴミを捨てる老人が助けられて、何だかホッとした。
全体として暖かい気持ちになれたのは、効果的に使われた赤い色のせいもあるかもしれない。

それにしてもトリコロール三部作、それぞれ存在感が大きすぎて重かった。レビュー書き終わるまで心の中の重しだった……
sy

syの感想・評価

3.7
3部作 其の3

今回「博愛」がテーマ。人を裁くことをストレスに感じた判事や、その判事の気持ちに寄り添おうとする主人公。フランスの女性は大人だ。この映画にあるような愛の形があるというのも、なるほどわかる気がする

判事の乗るタテ目のメルセデスベンツがカッコいい
抽象と具体のバランスが絶妙。
考えれば考えるほど「深み」の増す、
素晴らしいストーリーでした。
なんだかいろいろ考えさせられて
観るのもちょっと大変でしたが(笑)、
こうやって生きることなどを
じっくり考えさせてくれる作品は
あまりないのではないでしょうか。
映像や音楽もやっぱり最高。
甘く酔わされる感じが堪りません。

このレビューはネタバレを含みます

トリコロール三部作の三作目。
博愛を象徴する赤。

最後を飾るに相応しい内容でした。
張り巡らされた赤、どれも自然で心地好いくらい。

博愛、博(ひろ)く愛することを意味し、またの名を平等愛。
意味的には白と若干被るんですね。
フォアシャドウイングが凄く効いてる。
全てのシリーズでも伏線を見かけますが、今回は特に分かりやすかった。

キェシロフスキ監督の遺作となった完結編。
ラストで繋がる。
シリーズを締めくくり、これまでの登場人物達がどう過ごしていくのか、その先を想像させる手法が嬉しい。
Seba

Sebaの感想・評価

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青が好きだった
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