トリコロール/赤の愛の作品情報・感想・評価

「トリコロール/赤の愛」に投稿された感想・評価

miyagi

miyagiの感想・評価

4.8
青の愛に続けて鑑賞。
これが三部作のラストだと知らずに白の前に観てしまった。
まー連続性はなさそうなので構わない。
ジュリエットビノシュとジュリーデルピーが出てきたので、これがラストだと分からされた。

アバンから度肝を抜かれた。
電話線をカメラが追っていくカットの斬新さが凄い。

この作品における赤の配色がほんとにとんでもない。
バレエスタジオ、ボーリング場、近所のカフェ、劇場。
そのほかにもボケ足でちゃんと見えてこないものまで、赤色で揃えられていたのには鳥肌がたった。
ロケ地を探すにしても大変だし、塗りやモノを用意するにしても大変だし、とにかく拘りと計算され尽くされた配色に恐れ入った。
編集で色を変えた形跡がなさそうなのも愕然とした。
この監督のもとで制作やってたら、半日ぐらいで発狂して辞めてる自信がある。
画面下手に赤をまとめてた気がするが、そこまで考えてアングルきってたらほんと狂気の沙汰としか言いようがない。

ストーリーはあんま頭に入ってこなかった。
なにが善でなにが悪か、一概に決められないぞ。ってことかとは思うが。
正義のために悪を犯す。って矛盾してていいテーマだな。と、今作と関係ないけどメモ。
初めてのキェシロフスキ。トリコロール三部作の3作目であり遺作だとは知らず鑑賞。社会との隔たりを融かしていくような映画は良い。光と構図が絶妙で、赤もびしびし映えていた。眩ゆい光が窓から差すシーンはうっとりした。
U

Uの感想・評価

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2019.3.15 DVD #61

人とは電話ではなく会って話しましょう。「外出すると良いこと」があるから。
ボム5

ボム5の感想・評価

2.9
トリコロール3
ダイガ

ダイガの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

大好きなキエシロフスキ監督の作品。

ラスト、シリーズの主役達がちょこっとたげ登場するのがたまらない。

この作品でもバンデンブーデンマイヤーのあの曲が聴けるなんて!感激!

女子大生モデルバランティーヌと元判事のおじさんのお話。
前2作は愛についてのお話だったけど、今作は友愛って感じがした。
素晴らしいショットが沢山観れるので目が幸せ❤️
m

mの感想・評価

4.0
若く美人で優しい女性と退官裁判官の物語。人としての行いの善悪について。

裁判官として人を裁いてきた男だからこそ、人の裏側、秘密を知りたい衝動も強かったのだろう。
車で轢いてしまった犬を助けたのは、当然の事だからか、犬に祟られるのが怖くて、自分の為に犬をたすけたのか。
同性の恋人と不倫をしている男に、隣人が盗聴している事を伝えられなかったのは、奥さんや娘を苦しめたく無かったからか、自分の行為で人を苦しめてしまうことへの恐怖があったからか。
偽善について問われても、間違った行いこそ愚かであると断言した彼女は、人間として道徳的だ。

青、白、赤と三部作を通じて登場する瓶を捨てるのに困っているお婆さんを、ようやく彼女が助けてあげるシーンからも、彼女の正しい優しさがよく分かる。

スロットのチェリー、犬の首輪、ショーの劇場のイス、梨のブランデーを包んだ包装紙、フェリーのチケット、物語の至る所に登場する赤、中でも広告の背景の赤が印象的。そしてその広告は、クライマックスの彼女の姿と重なる。

クライマックスは、今まで退官裁判官の若かりし頃の分身とされていた若い裁判官の男が、退官裁判官の過去の呪縛から、解き放たれた瞬間でもあり、退官裁判官が救われた瞬間のようにも感じた。

フェリーの事故で助かった人物が、青、白、赤の三部作のそれぞれの主人公とパートナーで、それぞれの物語の続きはここに繋がり、みんなパートナーと一緒だった事が、ある意味でハッピーエンドなのかなとも思った。
USA

USAの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

構造がめちゃくちゃ凝ってて好き。元判事の老人の人生をなぞるように青年が描かれたり、主人公のポスターがラストの伏線になっていることなど見ていてこだわりが伝わってくる。3部作を通した緩いつながりもたまらない。渋谷のTUTAYAで青の愛が借りられていたので残念。
やっとトリコロール全部観た

キェシロフスキーってこんなにカメラ動くっけ?
紅

紅の感想・評価

2.5
ジリジリくる
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