なすび

淑女と髭のなすびのレビュー・感想・評価

淑女と髭(1931年製作の映画)
4.0
めちゃおもしろい😂めちゃふざけてるシーンも多い😂ジョーク軽快おづーづ
久しぶりにサイレントおづーづ見たら元気出たぁぁ!フルパワー!U-NEXTの画質いいしすみずみまで配慮が行き届いた画面の中を見てるだけで気持ちいい。主人公の部屋のシーン、壁にいろんなものが貼ってあったり壁と主人公たちの間にせんたくひもを通して洗濯物を干している、白を入れることで画面にメリハリが出るしまさかの伏線→動かすにもなっている!
部屋を出た廊下の奥の窓に二つの高さの違う醤油瓶?みたいなのがあるのも芸が細かいなぁ。

女の情念があらわれた動きがすべて恐ろしい…一生もじもじしてたり、針でちくちくぬったり、「あら、なら私警察か治安維持法と結婚します」

髭さんが髭伸ばしてる理由もウケる。「大蔵省も髭を推奨している」

小津のサイレントはつくづく台詞を出すテンポがうまいと思う。セリフを出さない時の相槌や目線でそれとなく分からせるところも。あ〜満足!!!
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